1501005020162017FUJICCO REPORT 202117,51017,61917,74618,0602018201917,342【売上高の推移】単位:百万円(億円)150【製品の状況】豆製品では、煮豆は前年実績並みとなりましたが、水煮・蒸し豆はPR効果で飛躍的な伸長となった前年実績を上回ることができず、豆製品の売上高は130億85百万円(前期比4.9%減)となりました。120906030009202020162017201814,06313,70013,98013,76713,08520192020(年度)2020年度 売上高173億42百万円新型コロナウイルスの影響は、昆布・豆のコア事業はむしろプラスの影響を受けました。家庭内での食事機会の増加によって消費者のメニュー選択の幅が広がったことや、買い物頻度をなるべく減らす意識が高まったことで、賞味期限が比較的長い昆布や豆はまとめ買いやストック食品として用いられ、近年市場は減少傾向にありましたが、昆布と豆が食卓で改めて見直される機会となりました。このトレンドを一過性の事象に終わらせず、定着させることが私の使命だと考えています。とくに、昆布・豆の根本的な課題は、次世代の若い世代を獲得していくことにあります。2021年度はブランド価値強靭化のために、今は単に「食事のお供」の位置づけである昆布や豆に、社会的価値を付与することに挑戦します。具体的には、若年層ほど関心が高いとされている環境意識にアプローチすべく、エシカルの視点で生産地活性や環境保全の活動にも積極的に取り組みます。また、マスマーケティングの手法を変えて、SNSでの情報発信を中心に、お客様に新しい価値をお伝えしていきます。「ふじっ子煮」は50周年に、「おまめさん」は45周年を迎えましたが、このような当社にとって歴史ある商品を託されたこの機会に新たなステージへの飛躍を目指す所存です。(年度)(前期比 4.0%減)【売上高の推移】単位:百万円(億円)200【製品の状況】昆布製品では、「ふじっ子煮」シリーズの発売50周年キャンペーン及びふじっ子(塩こんぶ)のTVCM放映等を実施して顧客層の再拡大に取り組みましたが、昆布製品全体の売上高は業務用チャネルにおける佃煮や塩こんぶの販売が大きく減少したこと等により、昆布製品の売上高は173億42百万円(前期比4.0%減)となりました。執行役員/昆布・豆事業部長 紀井 孝之2020年度 売上高(前期比 4.9%減)昆布製品ご飯の友の昆布佃煮や塩こんぶ、創業商品のとろろ昆布など、フジッコのルーツである製品です。豆製品おなじみの「おまめさん」シリーズをはじめ、様々な料理にアレンジしていただける水煮や蒸し豆などますます拡がりをみせる製品です。昆布・豆事業部130億85百万円
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