【売上高の推移】 (億円)2502001501005020172016020,06418,92022,68421,73220,989デザート製品4.8%ヨーグルト製品11.9%豆製品18.5%その他製品 3.5%惣菜製品34.5%昆布製品26.8%(前期比 0.4%増)2022年度 売上高製品分類別売上構成比当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が緩和されたものの、原材料価格やエネルギー価格の高騰が依然として収まらず、景気の下振れリスクを抱えた状態が続きました。食品業界では、値上げが繰り返し実施され、企業は生活者の消費マインドが低下する中で厳しい経営の舵取りを迫られました。このような環境の中、当グループにおきましては、“ニュー・フジッコ”の経営改革に沿って、ブランド価値の強靭化、DXの準備等に取り組みました。売上高は、デザート製品と惣菜製品は好調に推移しましたが、これら以外の製品群が減収となり、539億15百万円(前期比2.1%減)となりました。利益面では、原材料·エネルギーコストの上昇や減収等により、営業利益は12億49百万円(前期比60.4%減)、経常利益は15億58百万円(前期比55.6%減)、兵庫県西宮市の土地の売却等による特別利益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は14億6百万円(前期比33.5%減)となりました。惣菜製品昆布製品豆製品201920202018ヨーグルト製品デザート製品その他製品20212022単位:百万円18,55118,625(年度)【製品の状況】 惣菜製品は、全体で前年実績を上回りました。日配惣菜は、子会社の株式会社フーズパレットが中華惣菜店舗の販売を伸ばしました。フジッコNEWデリカ株式会社は上期の苦戦が響き、通期では前年実績に届きませんでしたが、取引先開拓や製品導入を進めて10月以降は前年同月を上回る傾向で推移しました。包装惣菜は、「おばんざい小鉢 彩りあん厚あげ」の新発売やプロモーションの強化で伸長しました。【次期の見通し】 2023年度は、日配惣菜においてフジッコNEWデリカ株式会社の取引先開拓と株式会社フーズパレットの百貨店事業のブランド力強化に取り組み、収益性向上を目指します。包装惣菜は、「おばんざい小鉢」と「おかず畑」サラダシリーズのマーケティングを強化しシェア拡大に努めるとともに、株式会社フーズパレットの冷凍中華惣菜の拡販に注力します。13事業の概況惣 菜 製 品買い置きできて手軽に使える包装惣菜や、出来立てのフレッシュな日配惣菜、㈱フーズパレットの中華惣菜から構成されています。価値創造プロセス当期の営業成績連結売上高539億円186億25百万円
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