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2022 FUJICCO REPORT 統合報告[2022年3月期]

2022 FUJICCO REPORT 統合報告[2022年3月期]
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【売上高の推移】 単位:百万円(億円)250【製品の状況】 惣菜製品では、株式会社フーズパレットが売上回復し、「おばんざい小鉢」シリーズは順調に推移しましたが、収益性改善に取り組む日配惣菜が不採算取引の解消等を政策的に進め、前年実績より11億11百万円下回ったことから、惣菜製品全体の売上高は185億51百万円となりました。【次期の見通し】 2022年度は、惣菜製品では、日配惣菜はフジッコNEWデリカ株式会社において収益性向上に継続して取り組みます。包装惣菜は「おばんざい小鉢」シリーズの新商品の発売と品質改善により更なるブランド価値向上に努めるとともに、株式会社フーズパレットは万能調味料「本山油(もとやまあぶら)」「本山大蒜(もとやまにんにく)」の育成及び販路拡大を行い、外販事業の拡大に注力します。2001501005020152016018,26018,92020172018201922,68420,98920,06420,08118,5512020(新基準)2021(新基準)デザート製品4.5%ヨーグルト製品12.5%豆製品19.1%その他製品 3.9%惣菜製品33.7%昆布製品26.3%(年度)買い置きできて手軽に使える包装惣菜や、出来立てのフレッシュな日配惣菜、㈱フーズパレットの中華惣菜から構成されています。2021年度 売上高製品分類別売上構成比当連結会計年度におけるわが国経済は、前連結会計年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けました。食品業界におきましては、健康志向や巣ごもり需要の高まりが継続し、テイクアウト、通信販売、宅配など多様化するニーズに対する柔軟な対応が求められているほか、原材料価格の高騰やエネルギー費用の上昇など、収益が圧迫される厳しい経営環境となりました。このような環境の中、当グループにおきましては、経営品質の優れた“ニュー・フジッコ”の創造に継続して取り組み、「赤字商品等のSKU(商品アイテム数)削減」「取引先(販売先・購買先)の再編」「現金をなくし決済方法のデジタル化」「紙とハンコをなくす」「残業をしない会社に向けた取り組み」などを大胆に進めてまいりました。研究開発部門におきましては、黒大豆ポリフェノールで2021年11月に「血管のしなやかさの維持」、同年12月には「疲労感を軽減」に関する機能性表示が受理されました。また、「おまめさん丹波黒黒豆」が2022年International Taste Institute(国際味覚審査機構)にて、「優秀味覚賞」三ツ星を獲得いたしました。当連結会計年度の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、販売促進費等の顧客に支払われる対価について、従来、「販売費及び一般管理費」として処理していた方法を「売上高」から減額する方法に変更しております。この適用により、当連結会計年度の売上高は550億74百万円となりました。なお、参考情報として、前連結会計年度にも当該基準等を適用した場合の売上高は573億38百万円となります。売上高の増減要因は、デザート製品が前年実績を上回りましたが、惣菜製品、豆製品、昆布製品、ヨーグルト製品が前年実績を下回り、コロナ禍の市場の停滞が当グループの販売実績にも影響を及ぼしました。利益面では、これまでの積極的な設備投資による減価償却費の増加や原材料、エネルギー価格の想定を上回る上昇に加え、前述のとおり売上高の減少及び“ニュー・フジッコ”の経営改革を断行中のため、営業利益は31億52百万円(前期比27.0%減)、経常利益は35億6百万円(前期比25.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億15百万円(前期比37.9%減)となりました。(前期比 7.6%減)惣菜製品昆布製品豆製品ヨーグルト製品デザート製品その他製品FUJICCO REPORT 2022連結売上高550億円29事業の概況当期の営業成績惣 菜 製 品185億51百万円

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