Introduction
東京工場で品質管理を担当する F. H さんにお話を伺いました。彼がどのようにしてフジッコに加わり、複数の工場で培った経験を活かして品質管理のプロフェッショナルを目指しているのか、その挑戦と成長の軌跡について語っていただきました。
プロフィールProfile
2019年入社。入社後、横浜工場、和田山工場、そして現在の東京工場で品質管理を担当。各工場で異なる製品の品質管理を経験し、その知識を活かしながら日々の業務に取り組んでいる。

01品質管理を選んだ理由と
フジッコの魅力
フジッコを選んだ理由は?
もともと魚釣りが好きで水産学科に進みましたが、食品関係の授業を受ける中で自然と食に対する興味が湧き、食品業界を志望するようになりました。フジッコは「朝の食べるスープ」や「ひじき煮」など、家庭でよく食べていた商品を手掛けていて、親しみを感じていたんです。美味しさと健康を大切にしている企業として社会に貢献できる点も魅力でした。また、兵庫に本社があるフジッコは、祖母の家が兵庫にあることからも身近に感じていました。
品質管理の仕事はどのようなものですか?
品質管理は、商品の安全性と品質を守るために、毎日行う官能検査、理化学検査、微生物検査などが中心です。僕たちが担当するのは、工場で作られた商品が安定して高品質を保ち、安心してお客様に届けられるよう管理すること。入社当初は知識がなく、トラブル対応の方法が分からなくて大変でしたが、少しずつ知識と経験を積んで自分で原因追及や対策を講じられるようになりました。お客様からのフィードバックが直接工場に届くと、自分たちの努力が実を結んでいると感じられ、やりがいを感じます。

02複数の工場で培った経験と成長
複数の工場での経験はどう役立っていますか?
横浜工場、和田山工場、東京工場と、それぞれの工場で異なる製品を扱ってきたので、品質管理に必要な知識が広がりました。東京工場への異動は自ら希望しましたが、日配惣菜を扱う横浜工場で得た知識は、東京工場でも活かせています。例えば、除菌の方法や品質管理のアプローチなど、工場の異なる特徴に合わせた対応ができるようになりました。また、各工場でのコミュニケーションの取り方や人間関係の築き方も学び、柔軟に対応できる力が身についたと思います。
品質管理の仕事の楽しさは?
直接お客様と接する機会は少ないですが、お客様の安全と安心を守ることができるという実感が得られたときに、この仕事の大切さを感じます。また、フジッコの品質管理では、試作を担当できるという点が大きな特徴です。自分が試作をして改良した商品が店頭に並んだり、評価されたりする瞬間は非常に嬉しいです。試作品を現場でテスト生産する際、自分がリーダー的な役割を担って、製造の方たちと連携して取り組むことができるのは、やりがいがあります。
03今後の目標と挑戦
今後の目標は何ですか?
品質管理の分野でさらに知識と経験を深め、確かなスキルを身につけたいと思っています。特に今は食品表示検定で学んだ知識を裏面表示作成の業務で用いたり、FSSC22000の監査に対応するための知識を学んでいます。フジッコは食育にも力を入れているので、豆や昆布といった伝統的な食材を通じて、子どもたちにも安心で美味しいものを届けていきたいですね。さらに、将来的には品質管理以外の資材や開発など新しい分野にも挑戦し、より広い視点で食品業界に貢献していきたいです。
求職者へのメッセージをお願いします。
フジッコは、たくさんのサポートを受けながら自分のやりたいことに挑戦できる環境があります。幅広い商品に携わることができ、さらに新しいものを作って世の中に広げていける会社だと思います。自分の成長を支えてくれる先輩や上司がたくさんいますので、安心して入社してきてください。そして、食べることが好きな方、食品の品質に興味がある方は、ぜひフジッコで自分の力を試してみましょう。

