11月21日(火)、フジッコ本社のキッチンで第2回株主様対象の料理教室&ミニセミナーを開催しました。
                講師は前回同様、NHK「きょうの料理」でもおなじみの白井操先生です。
              
「白井操先生に学ぶ、楽しく作って楽しく食べる、笑顔の食卓」
                たくさんの方にご応募いただき、抽選で選ばれた20名の方にご参加いただきました。
                まずは、取締役マーケティング本部長の北島が「株主様との距離を縮めたい想いで料理教室を開催した」とこの教室の主旨を交えて挨拶。
              

続いて、白井先生のお話です。
                今回のテーマ:「やっぱり和食。その良さに世界も注目しています。」
              
和食の要と言われる「だし」。だしを引く時に水を使いますが、日本の水は「軟水」で美味しいだしがでます。でも、ヨーロッパは「硬水」でカルシウムとマグネシウムの量が多いので、日本のようないいだしがでないようです。
                と、和食のだしのおいしさのポイントを説明されました。
              

早速、昆布とかつおぶしでとっただしを飲み比べしました。
                花がつおを入れてこす時は、無理に絞らないのが上品な一番だしになるそうです♪
              

白井先生:「花がつおが入った袋の底にかつおぶしが残っていますよね・・・。それをラップなしで電子レンジで30〜40秒かけ、手でもんでみてください。熱々のご飯にかけるとふりかけになります」と、ワンポイントアドバイス!
そして、いよいよ調理メニューの説明、ポイントなどを交えたデモンストレーション。


今回は「蒸し器」で調理を行いました。
                白井先生:「最近大きなすり鉢と蒸し器が家庭から消えようとしているの。蒸し器がないから蒸し料理はできない。そんなことはないのよ。鍋にお湯を張って布巾を敷き、そこに材料を入れたお碗にクッキングホイルをかけると蒸し器代わりになるからね☆」
                次々飛び出すアドバイスに参加者のペンを持つ手が止りません。
              

きゅうりの立体的な切り方も教えていただきました。包丁さばきにも目奪われます。
                塩もみしたきゅうりを持って、自分が動きながら包丁をカーブに入れていくと、ワンポイントの飾りに早変わり☆
              

教えていただいた裏ワザにさっそくチャレンジ♪


〔メニュー〕
                ・魚と豆腐の段々蒸し
                ・里芋の混ぜご飯
                ・塩もみきゅうりのカスピがけ
                ・さつま芋のゆず風味
              

でき上がったお料理に、当社の「ワイン甲州シュール・リー」も一緒にお楽しみいただきました。

お酒も少し入り、グループの方々同士で和やかなひと時を過ごされていました。

参加された方からは、
                「白井先生の小さな幸せづくりに触れられて楽しかったです」
                「少人数でグループ構成にしていただいたので、和気あいあいとできて良かったです。『段々蒸し』をぜひ家でも作ってみようと思います。だしもちゃんととりたいと思います。」
                等のご意見をいただきました。
              

「和食」とは『思いやり』。
                この言葉が皆さん、心に残ったのではないでしょうか・・・。
              
次回は2月の開催予定です☆
*株主の方には事前に了解を得て、写真を掲載させていただきました