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2025 FUJICCO REPORT 統合報告書[2025年3月期]

2025 FUJICCO REPORT 統合報告書[2025年3月期]
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050FUJICCO REPORT 20257,4656,8036,9073,2562,5782,6542,715(億円)807060504030201019.3期20.3期21.3期(億円)35302520151019.3期1623.3期24.3期25.3期2025年3月期 売上高6,9086,7596,4306,4712025年3月期 売上高3,1652,7852,446(前期比 4.5%増)22.3期23.3期24.3期25.3期(前期比 2.3%増)20.3期21.3期22.3期ヨーグルト・デザート事業部長挙げられます。特にコスト面は、飼料やエネルギー費の高騰によるもので、近年、生乳の価格は上昇傾向が続いています。一方で、当社のカスピ海ヨーグルトはその独自性から高い評価を得て高めることで、まだまだ成長できる商品だと考えております。当期は、過去からの課題であった若年層のお客様への取り組みを強化いたしました。カスピ海ヨーグルトの独特の食感を、「とろぉ〜増やすことが出来たのは大きな成果だと考えています。しかし、増やすことは出来たものの依然として構成比は低いため、継続的に若年層のお客様への取り組みを行っていく必要があると考えています。中長期的には、ヨーグルト事業を当社の第3の柱の事業に拡大海外市場でも十分に戦える商品であり、まずはアジア圏でのテス国内で評価いただいた商品を海外へ、海外市場で評価された商品を国内で展開し、ヨーグルト事業を拡大させてまいります。単位:百万円単位:百万円ヨーグルト事業デザート事業文野 龍ヨーグルト・デザート【ヨーグルト製品の売上高の推移】 リスクは、国内人口の減少と原材料費を始めとするコストの上昇がおりますが、認知度はそれほど高くありません。お客様の認知度をもっち」という表現でお客様に訴求し、30代から40代のお客様をしていきたいと考えております。当社のヨーグルト商品の品質は、トマーケティングを実施し、近隣諸国への拡大を視野に入れます。【デザート製品の売上高の推移】 リスクは、季節性による販売量の変動と原材料費をはじめとするコストの上昇が挙げられます。夏場の最需要期の数量を生産できる体制を維持するために、年間での固定費が高くなるという事業構造と、円安傾向による為替問題と世界的な天候不順による原料高騰により収支構造が急激に悪化しております。一方で、当社の「フルーツセラピー」の品質は好評をいただいており、チルドゼリーの中で1位の評価を獲得しました(日経MJ2024年5月29日掲載)。当期は、上期の販売は好調に推移したものの、9月に実施した値上げと販促活動の抑制による影響で、年間の販売数量は前期実績を割り込んだ結果となりました。販売数量面では厳しい結果となりましたが、収支改善を企図した値上げと販促抑制によって利益率は改善傾向にあります。品質改善を同時並行で進め、付加価値販売に注力してまいります。中長期的には、フルーツゼリー(チルド)市場での評価の高さを活用し、海外展開の拡大を目指すことや、生産効率を高めることによる収益性の改善と品質向上を図ってまいります。また、当社は国産ナタデココを製造している唯一のメーカーですので、その品質の高さを市場に訴求し、再びナタデココの需要を喚起していきたいと思います。【ヨーグルト製品】 【デザート製品】 リスクと機会当期の成果今後の戦略リスクと機会当期の成果今後の戦略67億59百万円27億15百万円

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